戦争モノとして、非常に必見だと思いました。他の戦争物がとてもチャチく見える。すごく、気持ち悪い。戦争を、もうなんていうか実写な感じです。どこまでが、実際に撮ったところなんだろう？と思う。映画館で見るべきだ、と思うのは、やっぱり音。映像も気持ち悪いけど、リアルな音がすごく怖い。戦車の地響き、銃弾の飛ぶ音、脳がつぶれる音。敵が、「敵」じゃなく、同じ人間であること。人は、こうまで簡単に死んでいく。「運」って一体なんだ？

　文章でたくさん戦争の記録は残っているけど、平和ボケした頭で想像するにはやっぱり限界がある。平和ボケしただけの想像力しかない。だから、こういう「現実」をつきつけられると、想像の世界を越えて、すごく直接的で、こういう作品は残しておかなきゃならないな、なんて感じる。

　戦争がはじまったら、倫理も何もない。ヒューマニズムも何もない。もう、人じゃない。だから、あたしは、その残酷なまでに真実なことに、血の気がひく。戦争なんて、絶対にやっちゃいけない。

　嘘だろう？と言えない。

　よくあるヒロイズムもカタルシスもニューマンな描写も全部ぶっとばして、ブラック・ユーモアで埋めた戦争描写は、どうしてもあたしにはイメージできなかった。だから、辛い。□

　２４時間風呂というのを体験してきました。高前バイパスを超えたところの１７号沿いにある「千湯」です。通常料金で１９００円。深夜料金でプラス５００円。結構高いが、２４時間だしなあ。室内着とかタオルとか、シャンプーリンスボディソープ、洗顔料につめきりや綿棒や化粧水まで準備されているし。そんなもんかなぁ、と少し妥協。
　２Ｆが男風呂、４Ｆが女風呂、１Ｆでカラオケできてゲーセンあって、３Ｆでお食事。５Ｆで仮眠がとれます。でも、びっくりしたのは、フロアーがほとんど男女別になってること。お風呂がある階には、女性専用の休憩所（仮眠どころか眠ることができ、軽食もとれる）があってびっくり。シアターがあるんだけど（ここも眠れる）、ここも男女別。カップルはどうすればいいの？って感じですなぁ。
　でも、はっきりいって、そうでもしないと、ここは女一人で出歩くもんじゃないです。深夜は照明も落とされるし、男どもがうようよいる。そりゃサラリーマンの疲れた人もいれば、やくざまがいの人もいるし、若い４人ぐらいのグループもいて、ちょっとなんか、マチガイが起こると大変な感じ。
　お風呂は打たせ湯とか電気風呂とかジャグジーとかサウナとか。一通り揃ってる。でも、さすがに水道水からお湯にするだけあって、２４時間ってのもあるだろうけど、カルキ臭い。塩素くさいというか。私は薬湯が気に入ったかな。生薬くさいけど（笑）。昨日は、薬湯と冷水を交互に入ってて、貧血起こしました（苦笑）。
　常連のおばちゃんがいました。男の人の方が、圧倒的に多いです。女の人の室内着はちょっとアロハ入っててハズカシイかも。男なら、旅先で宿泊代わりにすると安いし快適で楽しいかも。なんだかんだ言って、夜と朝の二回入ったので、結構元はとったかな□

　みえるっ　ラ〜ジオ〜♪　今さら何のことかわからない、なんて人はいないよね？　ＦＭ文字多重放送のことです。実は、ついに手にしてしまいました。生活がラジオ漬けの私としては、もう、ずーーーーっと欲しかったヤツなのです。でも、ぜんっぜんユーザーがいないようで（その割にプレゼントには当たらないが）、女子高生にでも流行ってくんないかしら、と思う今日この頃。
　あっバカにしてるでしょう、ミエラジのこと。どんなにイイかっていうのを、ちょっと力説させていただきますね。ま、そもそもラジオに縁が無い人には、無理な相談かもしれませんが。
　まず、あたり前だけど、曲名がわかります。聞き取りにくい曲紹介もばっちり。それから、携帯やPHS、ポケベルなどで手にはいる、よく言われる所の情報（天気・ニュース・スポーツ・エンターテイメント・経済・交通情報）は、あたりまえだけどタダで手に入ります。
　初期投資のみでいいのだ。ちなみに１万５千円〜２万円で入手可。名刺サイズで売ってます。私が持ってるのは CASIO の「MR-80」。小さくて、単４電池２ヶで１０時間はもちます。バックライトがつけば、もっと良かったんですけど。ミエラジを造っている企業は、もうやる気なし状態のようで、なかなかウマイ具合にはならないようです。この不況時代に、ミエラジ担当の方がリストラされないかと、ちょっと心配。頑張れカシオ！頑張れＦＭ！
　私個人としては、ポケベル（携帯でも可）にミエラジを搭載してくれれば良かったんだけど、インフォネクストは有料で情報流してるぐらいだし、携帯電話関連物を持つ主義ではないので、あまり「ポケベル＋ミエラジ」計画には期待しないことにしました。

　さて、真面目なハナシ。ラジオの利点はもちろん速報です。災害関係の情報は、ミエラジでは他の情報より優先して見られます。ミエラジ営業広告の方は、どうしてコレを全面に出して売り出さないんでしょう？　特に、阪神大震災の時に感じましたね。テレビなんか意味がない、電話なんか使えない、そういうときの情報源。あの時のラジオの活躍はすごかった。あのときに、ミエラジの活躍具合も売り出せば良かったのに。今回の台風も然り。最近はテレビのニュース速報もくだらないことを流しはじめてしまったので、ここで一発、『速報』とはこう使うんだ！とゲキを飛ばしたい。
　それから、交通情報。取り締まり・事故・不通・渋滞‥‥、ローカルニュースが入るってすごい。都会の交通情報なんかが意味のない地方人としては、ローカルニュースが非常に役立ちます。旅先でも使えるし。

　でも、まぁ、現実的利用として、つまらない授業の暇つぶしになるなぁとうきうきです、ってのが本音だったりするけど（笑）。□

　小林よしよりがゴーマニズム宣言の中で、神戸事件について述べているのを立ち読みして、なんだかむかついた。

　小林よしのりは、もっとあたしの倫理観に近いものを持っていると思っていたから。

　彼が、人の意見をすぱっと切っちゃうのは非常に気持ちいいものかもしれないけど、小林よしのりが言ってることを鵜呑みにするのは、どうかなあ？　「ゴーマニズム宣言」（新も合わせて）売れているのは、問題だと思う。あんなのを買って、その通りだと言ってる奴の気がしれない。彼の善さは、いろんな人のいろんな意見を聞いて、オレはどれでもないぞ、って所だと思う。左翼でも右翼でもないっていうか。だから、あくまでイチ意見として受け取るべき。

　神戸事件に関してのみ言及すれば、少年A が快楽殺人者だったからって、快楽殺人だったら、何やってもいいのか？　快楽殺人者にならないようにする環境ってそんなに作るのが難しいものか？　この事件で衝撃受けて、家庭を省みるのって、すごく大事なことじゃないか？　って言いたい。

　あと、批評っていうか批難の仕方が、すごく下世話だ。絵のせいかも知れないけど。それから、オレは漫画家だから、っていうイイワケは、そこまで売れたらすべきじゃない。すごく不快。

　彼には、マイナーなところで頑張って欲しかったね。議論を呼ぶのは大事なことだと思うし、彼の考えを全部が全部否定したいわけじゃないから。ま、あたしが、何が言いたいかというと、小林よしのりをスケープゴートにして、人の意見を鵜呑みにすんじゃねーよっって警告してるだけなんてや。□

　山本直樹の「ありがとう」一巻がついに！見つかりました！　よかったぁ。このまま一生一巻に出会わなかったらどうしましょうと思っていたよ。出版社、問い合わせても在庫なしだし、コミックの注文受け付けてなかったり、群馬県の本屋はだいたい回ったね。苦労しました。

　「ありがとう」に限っては、時事ネタ折り込みのなんでもありーのやってらんないぜ、な話だけど、心をエグってくれて、胃を痛くしてくれて、非常に為になる話だと思う。

　終わり方が結構好きやなー。とりあえず、手に入って良かった良かった。□

　最近、カラダがおかしいような、気がする。まず第一は、あんなに好きだった爽健美茶を、まずいと感じてしまうこと。麦茶も同様。緑茶紅茶は関係ないんだけど。特に朝一に飲むものは、水であろうと牛乳であろうと、まずいと感じている。どうした？あたしの味覚。

　第二。ツメが伸びるのが早い。ツメを伸ばすのが嫌いな私としては、すごい嫌。看護婦している母親に爪はバイ菌の宝庫だと教育され、しかもピアノの先生に爪を切らないとピアノは弾いてはいけないと指導されれば、嫌でも「ツメ＝汚いもの」という概念が成立してしまうわけよ。こまめに切ってるけど、こうしょっちゅうっていうのもなんだかな。

　第三。カルピス系のもの（果汁とか甘いもの）を飲むと、吐き気がする。吐きそうになる。まだ実際に吐いてはいないんだけど、涙出るくらい苦しい。頭いたい。呼吸困難みたいになってしまう。なんででしょう？

　実はもっとあるんだけど、なんか書いてて嫌になってきたのでやめる。季節の変わり目だからかなぁ。生活習慣を変えなきゃならなくなったからかなぁ。どうしてだろ。□

　魚喃キリコ（なななんきりこと読むらしい）の「Blue」。マガジンハウスからでているらしいんですけど、 いいです。すごい、イイです。実も蓋もないこと言うと、女子高のレズの話です。でも。

　綺麗なの。たまらなく、空虚で、淋しくて、思いが溢れている感じなんです。女の子が女の子を好きだって気持ちが、わからなくなくなってしまう。高校のときの切なさっていうか、一言一言がすごく、身に染みる□

　このテの話って、こんなところに、書くもんじゃないんだろうけど。でもなんか愚痴書きたくなるくらい辛いんよ！

　人によって生理痛というのは大きく差があるので、私だって中学ん時は、もうぜーんぜんっ痛くなかったんだけど、高校になってから毎月一度学校を休むくらい痛くなった。今でも大学に行かなかったりするのだ。もう、真面目に授業なんか聞いてらんないし、じっとしてもいられない。保健室に行ったからって薬がすぐ効くわけでもなし。バファリン、効かないんだこれが。胃が痛くなるだけ。気休めにもなんない。

　私の場合はめっちゃ腰が痛くなる。下腹部が痛くなった日には必ずと言っていいほど吐いていたので（今はそうでもない）、なかなか恐怖です。

　今の私の対抗策としては、ナロンエースがかなり効きます。生理痛で悩む女性諸君、試してみてくれ。生理なったら速攻薬を飲んで寝る。これが今のところの最善策です。生理になると下痢にもなるし、腰は痛いし、かといってじっと寝てる訳にもいかなくて、つらいつらい。腰を回してコキコキ言うと少し楽になります。

　しかも。旅行などに行くと必ずなる。この体質はかなり嫌みだと思う。そういえば今年の夏の黒島でもなってしまいました。薬飲みまくって遊んだけどね。生理用品＆薬は必需品です。こういうとき女を捨てたくなるわ□

　夢見が悪すぎて、頭痛がしているところ。なんだかずいぶんうなされていたらしい。夢の内容は、というと、私はホストコンピュータに忍び込むため、ある屋敷に入ったらしい。胸に下げている真珠が、緑色に点滅する。危険を察知して、私は超人的な（笑）力でもって逃げている、体のどこがが壊れていて、うまく逃げられない。追手は、なにか怪しい組織。

　夢うつつで「lain」なんか見てたのがいけなかったのかしらん？

　次の夢は、算数が解けない。簡単な掛け算なのに。国語の質問にも答えられない。いやな教師。いやなクラスメイト。競争なんてばかばかしい。もう、疲れたっていう、なんか思い出すだけで、ため息でそうな夢。

　これは、きっとＬＤ児の特集を見てたのが、影響したんやな。

　・・・寝苦しい夜は、眠らないのがいいんだけど、何がしたいわけでもなし、夢と現実の境目を歩く。□

　ややマイナー雑誌（でも最近どこにでも売ってたりする）「ヤングアニマル」に、最近ハマってしまい、「ナイーブ」を描いている『二宮ひかる』にハマってしまった。ココでは前に「山本直樹」の話をしたので、どうも私はやらしいのが好きなのか？とか思われそうだから断っておくけど、漫画は全般読んでます。つまり、ピンとくればなんでもいいわけで。やらしいから読まないってのは、ちょっと損してるようじゃない？　だからとりあえず漫画に関しては、食わず嫌いはしないタチです。

　さて『二宮ひかる』。からだの線（特に胸）がイマイチ綺麗じゃないのが致命的だけど、話の流れが、非常にえっちぃ。恋愛が始まるときの、初めて肌を触れ合わせるときの、ためらいっていうか、好奇心っていうか、やばいかなーって言いつつ手ェ出しちゃう、あの感覚。それが、めちゃくちゃイイ！　

　それから、なーんかやる気なさそーな冷めた目と、男の恋愛に対する嗅覚っていうか、インスピレーションの感じさせ方やな。私個人としては、手込めにする（笑）までの持っていき方＆女の抱きしめ方に非常にソソられるんですけど、どうでしょう？

　ってなことを考えていたら、同じようなことを、ネットで調べたら、書いてあって、一人納得している次第。意外や売れていたりしてびっくりです。やばいね□