毎日がしあわせになるためのいくつかのこと。
ただの雑文。書込禁止。
雑貨のあるくらし。
name: 藤沢
8/18 22:03
あのひとの、趣味の良さが、好きでした。
読んでいる本だとか音楽だとか、部屋に置いてある植物だとか食器だとか、そういう、あのひとをとりまくものが、好きでした。あのひとのシャツの着こなし方とか紅茶の淹れ方、物持ちの良さや扱いの良さは、きっとあのひとにしかできないんだと思います。
昨日私は「荷物の少ない女」（バイ西村しのぶ）に憧れて、本を一斉処分しようとしたのだけれど、結局売ることにしたのは十二冊だけになりました。
つくづく私の部屋には本と雑誌と雑貨が溢れていて、まだ引越しのときの荷解きされてない雑貨がさらにあることを思えば、なんてウルサイ部屋なんだろうと思います。
ポスターとベッドだけの部屋。オーディオと５，６枚のＣＤ。そんなシンプルな部屋が理想のはずなのにね。
でも本が整然と並んでいるのとか、あるいは雑然と積み重ねられているのとかも好きで、こんな風に好きなものに囲まれるのは幸せなことかな、と思ったりするのです。
煮魚しか許さないようなワガママな角皿とか、ティーサーバーだけで３つもあったりとか。古い旅行雑誌の山や、束になっている友達からのＦＡＸやポストカード、そういうのにいとおしさを感じてしまう私は、旅行中くらいしか荷物は少なくできないなーと思うのでした。
願わくばキッチンに立てるくらい余裕のある暮らしを。そして「FrancFranc」が選ぶようなボサノヴァでも聴きながら。
鳥人間コンテスト
name: 藤沢
8/17 12:00
かなりスキ。ビデオで録画して今年もみる。
このノリはロボコンと同じでなんか毎年見てしまう。理系イベントだからか？（笑）
ここんとこイベント色より
スポーツっつーか記録だしの色が濃くってどーかなーと思ってたけど
やっぱり面白いかも。
滑空部門が途中で中止になったのが残念ー。
完璧に機体をつくりあげたハズなのに
ほんのちょっとしたことで狂って飛べなくなってしまう。
なんでー？って思うトラブル。
だから毎年やるんだろうなー。
すごいね、ひとが飛ぶっていうのは。とても機体がきれいだ。
あー大学生ってこんなことにすべてを懸けられてすごいイイねっ
ちなみにウチの地元は、ライト兄弟より早く飛行機原理を発明したひとがいるので
毎年春に空系イベントがあります。
気球に乗ったりとかヘリに乗ったりとか、経験済。
あんなことやそんなこと
name: 藤沢
8/6 22:44
その夜、２４時間利用のその建物にきたのが、僕たちだけだということはあとになってわかった。
夏休みの教室は夜もいやに蒸し暑くて、節電のためにロビーも廊下も真っ暗だった。幽霊でもでるんじゃないかと思いながらエレベーターに向かっていたから、ほんとうに彼女が現れたときは驚いた。
僕は６Ｆの研究室に用事があって、彼女は７Ｆから降りてくるところだった。
１Ｆに降りてきたエレベーターが開いて、僕は思わず
「わあ」
と情けない声をあげてしまったのだった。
彼女の方は逆にその声に驚いていてしまって、
「きゃあ」
と幽かに悲鳴をあげた。
そして僕たちは、顔を見合わせて吹き出した。
彼女とは１ヶ月前に別れたきりだった。こんな風に笑えると思ってなかった。
だから、声をかけた。
「帰るの？」
それは何気ない言葉だったけれど、きっと彼女にはもの哀しい感じに聞えたんだと思う。彼女は、ちょっと悩んだような困ったような、嬉しいような、あのいつもの、僕を楽しませる顔で、
「帰ろうと思ったんだけど」
と言った。
「けど？」
いつものやりとりだな、と僕は思った。エレベーターのドアーが閉まりかけて、僕は彼女の行く手を塞ぐ形でドアーが閉まるのを抑えた。
「研究室にいくの？」
動揺を隠すように、あるいは挑むように、僕を見上げて彼女は言う。
話題を逸らすのは彼女の癖だ。いつも本音をききそこねて、そして結局、喧嘩別れした、のだった。ひさしく、といっても１ヶ月会わない間に、彼女は小奇麗になっていた。耳下できれいに切り揃えた髪が、さらりと揺れて、僕といたときは嫌っていたはずのイヤリングが光った。
「こんなの、しなかったのに」
彼女の耳たぶに手をかけて、抑えがなくなったドアーは僕の背後で閉まった。
「こらこらこら、帰るんだってば」
彼女は僕から逃げようとして、僕はくやしくて抱きしめた。
彼女の小さな肩は僕の腕の中に、いつもみたいに柔らかくおさまった。首筋から彼女のいい匂いがした。香水でもしてるの？と耳元で訊ねて、してないよ、と小さい、でもいつもの言葉がかえってきて、僕は安心してしまった。
「ごめん」
一月前に言うべきだった言葉が出た。
長い、沈黙のあとで、
「ひどいよ」
と諦めたように彼女が答えた。
緩めた腕から彼女はするりと抜けて、ドアーを開いた。人恋しさで泣きそうな顔で「じゃあ」と言われた。「うん」僕はしかたないよね、という顔をつくってみた。今ここでひきとめたら、まだ彼女は僕に触れてきてくれそうだった。からだが、彼女を求めていた。でも僕はもう、彼女がいまどうしてほしいのかわからなかった。よろこばせたくてもかなしませるだけだということが、なんとなくわかって、ドアーは、僕の目の前で閉じていった。
あの細い手首も白い背中もあれほどに紅くなることはもうない、と思うと切なかった。
／職場で１時間で書き上げる小説のなんと支離滅裂でくだらないおもしろさよ、とか自分で思う今日この頃／
社会人。
name: 藤沢
8/3 13:36
合宿に行って「学生」に会ってなんとなく感じていたことを
ああ、これが社会人なんだなあ、って思わされたことを
ある人がまったく同じように日記に書いていて、
さらに確信してしまったのでした。
そーだよ、学生の悩みなんてね、所詮色恋沙汰なのよ、
今私が自分のことを話すとしたら会社のことしかねーよ。
あたしも恋に悩みたいよ、ホント。
ああ、資本主義原理の底辺。
物が売れなきゃ話になりません。
（文藝部員が文章を書かないなんて存在価値無しなのと同じ）
営業が売りたくない、なんて自己否定だよねえ。
大学をでた意味？そんなん営業にはねーよ。
企業の規模とか何を売ってるかとか、関係ナシ。
４大文系女子がいかに社会に必要ないかを感じます。
女の子はね、かわいくって従順で悩みなさそーで
それでいておばちゃん並の圧力でにこやかにがんがん売っていく人が必要ってカンジよ。
とりあえず今はお金をためる。
自分の金で自分の好きなことをするため。まだ何がしたいのかもわからないし。
上野動物園。
name: 藤沢
7/21 19:38
再チャレンジ。
パンダ見た。やっとみれた。
最初ずーっと向こうむいて眠ってて、
私のパンダの記憶はお尻だけ！？とかなりそーでした。
でもちゃんと笹食べてるのとか見られたよ。
あと前回はゾウもクマも室内に入ってしまったのを見るしかなかったんだけど
ちゃんと外でうろうろしてるのを見た。
トラは水浴びしてたし。
カバが泳いであくびしてたし。
マレーグマが仲良く暴れてた（変な表現だが正しいと思う）。
総じて暑くてだるーって感じでしたが（笑）。
上野はココにしかいないよーな動物が結構いるので
そっちみなきゃ、とか思っているのに
サル系とトリ系が私の足を止めます。
（数多し。ずっと見てるとめちゃ面白い、というか可笑しい）
春が過ぎたということで赤ちゃんがたくさんいました。
子猿がすごくおぼつかない木登りしててかわいい。
ゴリラの赤ちゃんみたかった。まだ室内養育中っぽい。
人が少なくてゆっくりみられてよかった。ラヴ平日。
吉本ばなな
name: 藤沢
7/9 22:50
角川文庫の「キッチン」。
「満月」「ムーンライト・シャドウ」収録なので記念的意味で持ってたけど
開くのは買った時以来だったり。
短編が読みたくて何年かぶりに読みかえした。
もしかしたら１０年くらいたったかもしれない。
吉本ばななの短編は昔から好きだけれども、
この人の話は、ほんとうに、夜眠る前に読むものだと思った。
通勤電車の中で泣きそうになって、こらえた。
この人の文章はいつも、私の感覚にぴたり、とくる。
ああ、こうだ、と思う。
そして
とても美味しい食べ物だとかきれいな風景だとか
なんでもない飲みものに癒される。
現実がとてもとおく思えた。
どうしてこんなとこに自分がいるのかわからなかった。
船橋駅から職場までの１０分で気持ちを切り替えるのが
とても至難に思えた。
幻。
name: 藤沢
7/4 21:46
とんこつらーめんの美味しいところは
それなりにあるということがわかった。
店の配色に黄色を使ってないというのが重要。
でもでも。塩ラーメンに限っては競合他者ナシ。
やっぱし
「幻のラーメン」
には及びもつかない。
とんこつは一度食べたらしばらく食べなくていいやって思うけど
「幻」は毎日でも食べたい気分だった。
佐野。
遠い。
ところでこのリンクページだけ読むと
なんだか店長のパッションが溢れまくっててアヤシサ大なのだが
（はっきり言ってマズソウ）
味の方はめちゃめちゃ「上品」なので
黙って食べませうよ。
もう６年前のセリフになりますが。
name: 藤沢
6/27 09:39
低次元のひと（主に２次元のオンナノコ・トロ含む）は
ほんとうによくできていると思う。
だからくやしい。
そんなんおるわけないやん、とか言いたくなる。
誰にでもそんなことを言ってそんな風に微笑んでそんなにかわいらしいコはいない。
でも現実に、その関係性において
どのコもそういうふうになれると私は知ってる。
その言葉をそのタイミングでそんな風に言うでしょう。
だから、いつか、現実にあなたがそういう存在に出逢ってしまったら
きっと私は素直に喜べない。
でもね。
前にもいったけどね、
好きな男が自分よりキャラの方がいいっていったら泣けるでしょうが？
だからほどほどにしとき。
洋楽は
name: 藤沢
6/21 22:13
そんなに聴かないんだけど、最近通勤中に聴いているラジオに影響されて
急に「BON JOVI」の古いカセットをひっぱりだしてみた。
２本とも薦められてダビングしたやつだ。
高校の時は深夜に流していた。
後期受験の面接までの空き時間に大音量で聴いてた。
いわくつきの曲ばかりだった。
（例によって１２０分テープだ。よく切れんなー）
ひるね。
name: 藤沢
6/7 00:53
大学の時は１０時に起き出して朝食兼昼食のあと
ごろごろぺたぺたしている間にまた眠ってしまって起きだしたら
なぜか５時。
夕食を作ってお風呂に入って
８時過ぎてから日課の本屋にいって１１時からネット開始。
２時か３時かに眠りにつく、といった毎日だった気がする。
いつべんきょーしてたんだ私！？
今日はお買い物にでたものの、ねむくて仕方がなくなって
速攻帰ってきもちよくおひるねをしました。
趣味に「ひるね」なんて書いちゃあ嘘になるような毎日です。
ついにおふとん干しを買ったので
毎日でも干してふかふかに眠りたいんですが、梅雨。