そ　し　て　罪　深　く　愛　し　て　よ
　
　
　
　

　

　
　
　
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2002年06月26日(水)

　
　
　

贅沢な悩み

雨の日は、ＦＭから流れる適当な音楽と、家の前を走る車が水溜りを引っかけて去っていく音が心地好い
そうした音に耳を傾けていると
誰を待っているわけでもないのに誰かを待っているような少し淋しい心持ちを抱えて身動きがとれない
足りない何かを探している
でもどうしたらいいかわからない
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2002年06月24日(月)

　
　
　

このままどこか遠く連れてってくれないか

そこしか歌詞をしらなくて
そこだけリフレインする

日曜日よりの使者
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2002年06月21日(金)

　
　
　

　
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2002年06月20日(木)

　
　
　

前に書きかけた、小説

思い出そうとしても思い出せない。
一瞬前に見た夢のように、それはとても魅力的なものだった気がした。だが、どうしても、虚空を掴む感覚しか呼び戻せなかった。
まだ夜明け前だと思った。静まりかえり、ひやりとした空気が、障子の向こうから漂ってくる。八坂が思いだそうとしているそれは、夢の、さらに奥にあるものだったが、現実から逃避するに足る名案ではない、と一応の納得をしてしまうだけの、貧弱な発想に思われた。
いましがたまでいた女の残り香は、どうしようもなく劣情をかきたてたが、残された部屋は思いの外広く、生温かい布団の中で、八坂はじっと天井を見据え、思考を切ろうと試みていた。

なぜ先に帰したりしたのだろう。
これから独りで精算をすませ、宿を後にすることが突然みじめなことに思えてきていた。天井の深い木目が睨み返す。誰でもいいからこの静寂から救い出して欲しいと思った。目を閉じ、再び眠りにもどろうとした。せめて甘い夢の中にいたかった。現実から少しでも遠くにいたいと思った。

雪が降っているのがわかる。

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2002年06月17日(月)

　
　
　

梅雨前線

　
雨の音を聴きながら眠りにつくのが気持ちよかったのに
雨はやんでしまった
　
　
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2002年06月12日(水)

　
　
　

昼下がりの情事

空が青いのも雨が降っているのも扇風機が回っているのも音楽が流れているのもあなたが眠っているのも

過ぎ去りし過去
それがたった６時間ほど前でも２年前の話でも
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2002年06月11日(火)

　
　
　

その温かみの中で

どうしてもどうやっても眠れないので
とりあえず起きてきてお菓子を食べながら麦茶を飲んでいるのは
どう考えても精神衛生的によくないなと思ってはいるんだけれど
貧血をおこしそうになってそのまま夕方から６時間も眠れば
そりゃ眠れなくもなるさと思った

セックスをしたあと
急激な眠さに襲われたのでそのまま眠れるかなと思ったら
涙が出てきて眠れないので
こうして起きています

ところで遠藤浩輝はＥＤＥＮの最初が面白くて知ったひとなんだけれど
短編集の方が全然面白いです

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2002年06月10日(月)

　
　
　

深い風の中呼んでる

心が引きずられる曲は、ただその一節が耳に飛び込んできて、そうしてそこ以外は聴こえない。さらに言うなら、その一節に引き留められる理由も実にはっきりとしていて、その理由が無くなると、不思議にその曲は聴こえなくなる。
そういった曲が私にはいくつかあって、それをきまって私は一括りに「懐かしい曲」と後で言う。

「懐かしい」と言うまでに私がどれほどその歌詞に傷つき、揺さぶられ、時を止めたかしれないけれども。
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2002年06月06日(木)

　
　
　

落胆半分、気合半分

ひさしぶりに家に帰ってみたら
書類がたくさん届いていて
そんな書類をひとつひとつ確認していたら
いい加減に勉強しとったらいかんなと思わされた

たぶんずっとしたかった勉強なんだけれど
ずいぶん予想と違っているので戸惑う
あなたは向いてないと言われた時にそれに従うべきだった？

なかなか人生の先が見えない身勝手さと申し訳無さと
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2002年06月05日(水)

　

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