そ し て 罪 深 く 愛 し て よ
 
 
 
 

PHS

充電器との接点が悪いのか、差しても充電しない。
まぁいいやとほったらかしにしていたら
結局充電してなかった。

真っ黒の画面。
初期化された日付。

機種変しようにも、もう東芝は作ってないんだよな、と思うと
変える気にもなれずそのまま。
この際J−T51N504iにでもしようかな。
とりあえずコンタクトZでもしておく。

DL-S100
DL-S200
DL-M10
デザイン的には最初が一番スキでした。
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2002年10月31日(木)

 
 
 

哀しさが降り積もったら

哀しさが降り積もったら
もう少し鈍く生きられるだろうか

諦めというのは 全てを否定することではなくて
どちらかというと全てを受け容れていく作業なのだと

先生
私はまた闇の中に入ろうとしているのかもしれません
...

2002年10月30日(水)

 
 
 

こういう性格だと知っていたけど認めたくなかっただけ

探しているのは本体だと分かっているのだけれど 見つけるのはいつも断片で それを継ぎ合わせても本体にはならないとわかっている
手にしているのはいつも片方だけで 私はいつも物足りない

どうしたら天使と悪魔の両方を手に入れられるかと 考えてばかりいる 午後の日差しの暗い部屋
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2002年10月29日(火)

 
 
 

秋桜花見

秋を探しに、というわけではなくて
ただ憂鬱な気分を吹き飛ばす為に海に向かっていたのだけれど
ふと見つけた「コスモス花見」という看板につられて
方向転換

10月も終わり
田圃を使ったコスモス畑も
終わりを告げそうな淋しさの中
靴を泥だらけにしてコスモスの中に入っていく

私が子供の頃に行ったのは
土手だったのよ
こんな泥だらけにはならなかったわよ、と笑いながら
 
 
 
知ってれば長靴で行ったのですが

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2002年10月28日(月)

 
 
 

crybaby.

吐き気と頭痛のさなかに見た悪夢
目覚めても続く沈黙
どの薬を飲めば楽になれる?

こういうときは
何も書いてはいけない気がする
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2002年10月27日(日)

 
 
 

冬じたくをしよう

久しぶりに無印に行くと こたつが飾ってあった
毎年欲しいなって思うのです
ほんと
持っているひとがうらやましくて
でも
ちょっと高いし
うちにはひとつあるし
と思ってやり過ごす

それでも やっぱり欲しいなと思って
今日は引き返した
たくさん触ったり眺めたりしながら
んー
と悩んだ後で
こたつ布団カバーを買うことにしたの
お揃いの生成の白

これで
うちの天板がクリーム木目だったら言うことないんだけど。

¥2900
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2002年10月22日(火)

 
 
 

いつから忙しさを言い訳にしはじめてしまったの?

 こんな、一仕事終えた雨の日は、下手をすると一日モニターに向かっている。かといって何か目的があって捜し物をしていたり、新しい情報を得て満足しているわけでは決してなく、よく考えてみれば同じところを何度も何度も読み返しているのだ。
 外界は忙しさに囚われていて、私だけが待たされている。そんな錯覚は、昨日からずっとメールを待っているせいに違いなかった。きっと返事なんて書いてくれない、そう思いながら出したメールの返事は、まだ来ない。
 何度も時計を見る。メールチェックする。前のメールを読み返してみる。そうして、私が待っていることも、きっとあの人は知らないんだな、と思いながら、あと数時間で今日も終わる。
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2002年10月21日(月)

 
 
 

「花雪」

ガスコンロのスイッチを回し火を点ける。
青白い火。
香木の先を少しだけ燃して、軽く振る。
立ちのぼり、漂う煙。

そういう一連の動作をした後で、
どこかでこういう光景を知ってる、と思った。
どこだったか、と考えて
小説の一節だったことを思い出した。
でもあれは煙草だった。

そう思いながら香立に差した。

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2002年10月19日(土)

 
 
 

あどけない話

模様替えをしたベッドから
空が見える
それは隣の屋根と重なりそうな 細長い空だけれど
空が見える

あのひとは東京には空がないと言ったけれど
それでも空を見ていたのね

ねえ私
あなたがスキなのよ
知らなかったでしょう
...

2002年10月18日(金)

 
 
 

待受画面はピンクのガーベラ 花言葉は前進あるいは希望

どんなに願っても叶わないことなんて
世の中には無限にある
だからこの望みはちっぽけなものなんだって
思い込むのはそんなに難しいことじゃない

だけどもし
君が今の私を見て
大丈夫だなんていうなら
きっとキライになれるから
だから
大丈夫だからガンバレって言って?
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2002年10月16日(水)

 
 
 

より長くつきあっていられる方、と答えたのはあなた?

このままじゃ嫌いになるから
今のうちに別れよう



それなりに楽しかったけど
もう嫌いになったから別れよう

ていうのは どっちがマシ?




昔あなたに聞いたとき
あなたはなんて答えたんだっけ。

どっちも結局別れるんだね、って
あなたが言ったんだっけ?

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2002年10月14日(月)

 
 
 

ラヴ&ピース

ときどき
私は試されているんじゃないかと思う
それが
誰に何を試されているのかわからないけれど




こんなにも青い空の下で
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2002年10月13日(日)

 
 
 

午後のほんのひとときをあなたと過ごした

あなたは窓の外から顔を見せる
私がにゃおにゃお と声をかけると
ひょいっとやってきてくれて
それで
ちょっと撫でさせてくれて
だから
チーズでもあげて
でも
何も言わずに立ち去っていく


突然 どうしたの?

話したいことはほんとに たくさんあるんだけど

来てくれただけで すごく嬉しいのよ



ときどき私の庭に来てくれるのだったら
それでいいと思うのよ

...

2002年10月12日(土)

 
 
 

最近、図書館に行かない

図書館ていうのは
目的とした情報を探しにいくところじゃなくて
なんてことないプールで
ひょいっと貝殻を見つけるような感じなの

探してもいないような本を手にとって読んでみたら
意外と面白かったよ、ていう
そんな感じよ

それは例えば
哲学だったり地域史だったりハーブの育て方だったり

だから本屋さんで手に取るような本は見ないし
必要な情報はネットで探す
図書館が情報センターなんて
夢のまた夢よ

それよりもねえ
閑雲野鶴になれるような空間にしましょうよ
...

2002年10月09日(水)

 
 
 

それはいつの間にか習慣づいていることのひとつ

お風呂上がりのために用意しておいた
フローズンヨーグルトとフローズンプリンを
はんぶんこしながら食べる

ねえ、私
お風呂に入ったらアイスを食べてもいいよ
甘いコーヒーを淹れてあげるからって躾られて
ずっと育ってきたのよ

今なら私もちゃんと愛されて育てられたんだって
言えると思う
...

2002年10月06日(日)

 
 
 

午後6時の起床

とりあえずお風呂に入ろうと浴槽を洗うことにした
おふろの洗剤はオレンジの匂いがして
いちにちの始まりな気がする

なにかを作って食べる気力なんて全然なかったけれども
開けた冷蔵庫には私の好きな明太子があって
ごはんを炊かなきゃいけない、と思った

私はいつも
あなたにこんなふうに支えられている
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2002年10月03日(木)

 
 
 

ひとり脳内SMプレイ

自分に課したスケジュールを
ひとつひとつこなしていく
そんな些細な満足で日々を過ごしていくことにする

わたしがちゃんとしてれば
きっと大丈夫なことばかりと

いま
泣きそうな声で反論をしている
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2002年10月02日(水)

 
 
 

季節はずれの台風を待つ


縁側に座って 台風が来るのを待つ
ひまわり画像は世界を真っ白に覆ってしまって
私の思考すら奪っていく

水溜りの円の重なり
台風の前日
どきどきする
...

2002年10月01日(火)

 

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