ふじさわについての個人情報

愛媛県八幡浜市生まれ。
千葉県柏市在住(当時)・24歳(当時)・未婚女性(当時)。
追いつめられると弱いA型のうえに、思いつきで行動する射手座
体力無しの運動ギライ。予行練習なしのぶっつけでやりました。

普通の会社で販売員してましたが、やめておへんろしました。
こう書くとまるでへんろをするために辞めたように見えるけれども、実際に思い立ったのは辞めたあとでした。
会社には「愛媛に帰る」とウソをついて辞めたのですが、満更と嘘にならなかったので安心です。

へんろの平均年齢(おそらく60歳くらい)を考えると、24歳というのは若いです。父の言では「年取ると般若心経が読みたくなるんや」とかいいますし、母なんかは「あんなの、年取ってからやるもんや」といってのけます。

そんな感じで、「愛媛育ちなので四国遍路はかなり身近な存在だからへんろを思いついた」というのが人に説明する最も明快で簡単な理由ですが、実際のところ四国の人間にとってへんろとは、60歳くらいになったら人生の道楽として一度くらいやっておこう、と考えるものだったりします。(もちろん信仰一筋で回る人もいますし、供養や己の悩みと戦いながら何十回何百回と回るひともいます)

それでもまぁ、へんろを思い立った直接の原因は、やはり私のお客様のひとことでしょう。
春先の店頭で「今日は花冷えですねぇ」などと店員の私に話しかける風流な方で、私と同い年なのに、どちらかというと童顔の男性で、千葉県生まれの千葉県育ちのひとでしたが、お遍路をするということでした。

私「なぜまた、おへんろなんかを?」
お客様「・・えー、まぁ、ちょっと思うところがあって」

そんなわけで私もちょっと思うところがあって思いついたら、金も時間も若さも、そのうえ巻き添え同伴者もいたというわけです。

 
 
ぽてぽておへんろ日記