■□　那智の大滝 クルマは運良く無料駐車場に入れられた。歩いて滝を見に行く。１３０メートルクラスの滝を真下から見るのは凄い。 でもここの滝の凄さは、遠くからもこの滝が見える、ということだと思う。日光の華厳の滝はすごいけれど、こんな風に遠景からは見えない。こんなすごい滝を遠くから見つけてしまったら、そりゃ神社もつくりたくなるだろう、と思わせる、そういう凄さ。自然崇拝。 ■□　熊野那智大社 お土産やさんをひやかしながら階段をせっせと登り、大社に向かう。熊野三社のひとつ、那智大社。朱色の鳥居。朱塗りの本堂。 足が三本あるカラス（八咫烏）がお出迎え。お守りはファンシーなカラスが多くて面白い。 ジャンボみくじを１００エンでひいてみる。重い。せっせとふって、ひっくりかえして棒を出す。中吉。 急ぐな、というようなことを書いてあったような？忘れた。大吉じゃないのは結んで帰るのです。 隣には青岸渡寺があって、神仏習合時代を想像する。西国33カ所観音巡りの第一番礼所。ここが一番なんて、最初から大変なところにきたものだ。四国とは大違いの苦労っぷり。 延命の水をおばさまたちに囲まれながら柄杓に掬って飲む。神社参りは年配のひとが多いけれど、年を取ると信心深くなるものなのだろうか。私は昔からこういうとこ行くの好きだけど。それとも平日だから、若い人はみんな仕事しているのかしらん。（我々は有給活用中） 帰り路は表参道を通らずに、裏の小径をあるいて下る。 森の小径。急な古い石段。 熊野速玉大社は時間がなくて行けず終い。残念。また、次回 □■