和歌山へ行く。
和歌山に住んでいる妹が海南市に家を建てた。引越通知の葉書に、前々から行きたいと思っていた紀州漆器まつりのお誘い。ちょうどマイレージも貯まったことだし〜と行くことにした。が、ちょっと直前だっただけあって、関西空港への便に空席なし。
伊丹は遠いし、何回も行って飽きたし、むむむむ〜。と思っていると、妹から神戸空港がいいよ、とのこと。
神戸から和歌山なんて、鉄道使ったらすごく遠い・・・と思っていたら、なんと神戸〜関空に船あり！ しかも所要時間30分ほどという近さ！
船大好き！とばかりに神戸空港に決定。2006年に開港してから初！神戸空港！
神戸へ。
羽田〜神戸便は本数が少なくて、朝（6:40）・昼（13:45）・夜（20:15）の3便しかない。がんばれば朝便に乗れなくもないけれど、4時おきでぎりぎり間に合うか？というところなので、昼便。守谷〜羽田は、時間がかかるけれどつくばまで行って高速バスに乗るのが乗り換え少なくてラク。
飛行機は3列3列のちょっと小型。久しぶりにCAさんが酸素マスクのつけかたを実演するのを見た。天候が悪くて、少し気流が乱れていたけれど、左後方に座った甲斐あって、着陸時には空港島がよく見えた！
着陸態勢も左に回りこむ感じに降りていくので、だんだんと空港島に接近していく感じがカッコイイ〜！前方モニターがないのが残念。
神戸空港はこぢんまりした感じ。早速、神戸IKEAに行く。
しかし、神戸IKEAはポートライナーとの接続が悪くて、空港からIKEAに行くのに乗換が必要だし、乗り換えも結構時間かかる。駅に着いたら着いたで、駅とIKEAは全然直結してなくて、駅の方面に向いて入口がないからとても遠回りになっているばかりか、IKEAの入口に行くのに屋根がないので雨だと濡れる。どうもIKEAは鉄道来客を望んで無いらしい。
IKEAを一通りみて神戸空港まで戻り、さっそくベイ・シャトルへ。
神戸空港から無料バスで船乗り場まで。船大好き。ひさしぶりに潮の匂いと、船のディーゼルエンジンの匂いを嗅ぐ。高速船なので揺れを心配していたけれどそれほどでもなく、快適に関空まで到着。
ほんとはこのあとりんくうアウトレットにも行く予定だったのだけれど、関空〜アウトレットの最終便が早くて行っても30分くらいしかいられそうにないので中止。関空をいろいろ見て、和歌山へ。
関空〜和歌山もバスが30分ごとに出ていて便利。
和歌山アーバンホテル
まあ妹のところに泊まってもよかったのだけれど、夜遅く押しかけるのもどうかと思い、久しぶりにひとりでホテルをとってみた。
最初は関空近くで探してみたのだけれども、安くてきれいで女ひとりでも安全そうなところが無くて、和歌山で探してみたら、駅前に最近出来たというホテルを発見。早速予約。
和歌山アーバンホテルがよいのは、関空への高速バスの乗り場から徒歩1分ほど？！というくらいの近さ。それから安さ（朝食込で6000円〜）。あとエレベーターセキュリティがあるという安全さ。
ビジネスホテルの割にはスタイリッシュにつくってあって、部屋もベッドもシングルなのに広めで快適。朝食もパンの種類が多くてうれしい。
家庭用品まつり
翌日は妹と合流。お天気が悪くて、雨なので、屋外会場の漆器まつりにはすぐ行かず、同時開催の家庭用品まつりと家具まつりへ。
妹が新しく居を構えた海南市は、家庭用品シェア日本最大という町。家庭用品まつりに行くと、ホームセンターさながらの品揃えが、安い安い。1年分まとめて買うひともいるらしい。
500円詰め放題のコーナーでは、食器洗いスポンジそんなに買ってどうするのという勢いでおばさまたちがハンガーやらを溢れながら詰めているのが面白い（つい人間観察）。
私はお土産に海南市製造の入浴剤を300円で購入。市価割引でも700円相当のもので、かなりうれしい。つい他のものもいろいろ購入。
雨の森
昼食は、山を登って雨の森（参照）へ。海南市は私の地元と似ていて、この感じ、××みたい！と妹とローカルな話をしながら向かう。雨の森は、こんなところにレストランなんかあるの？！という感じに山を登ると、海南市を見下ろせる高台にある古民家カフェ。お天気が悪かったので遠くまで見渡せないのが残念だけれど、かなりながめがいい。
1500円のランチは、山盛りのサラダと野菜たっぷりの炊き込みご飯にてんぷらなど、季節感あるヘルシーな食材。陶芸をしているとのとことで、お皿も素敵。ゆるゆる話しているとあっというまに2時間経過。
紀州漆器まつり
雨も上がってきたことだし、いよいよ漆器まつりへ。雨天のおかげか人の込み具合はそれほどでもなく、ゆっくり見ることができました。
紀州漆器以外の漆器もたくさん並んでいて、とにかく安い。が、結局買わず仕舞。和歌山では最も有名といわれる名手酒蔵のお酒を利き酒したりして楽しむ。
さてさて一通り見たね〜というあたりで、裏道に漆器以外のお店発見。で、和歌山に来たら買おうと思っていた棕櫚のホウキを見つける。海南市が家庭用品でシェア最大というのも、元はこの棕櫚の生産でタワシやホウキを作っていたからだそうで。
国産本棕櫚の鬼毛で長柄のホウキ〜と探したら、あるじゃないですか！しかも3000円！うれしい！というので漆器まつりに行って漆器は買わず、ホウキを買ってきました。
帰宅
えー、そんなわけで、空港の手荷物預けが恥ずかしかった。
長いものとかボトル液体なんてひっかかって当然！てな感じなんだけど、これはホウキです、とかこれは入浴剤です、とか説明するのがね（--;）
妹の新居はとても素敵でした。紀州材をたくさんつかった家はとてもナチュラルで、木のにおいがする。この家で育つ甥っ子は仕合わせだね〜。（参照）