この月日に賭けても

あの日は運命の日だったと思う
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2004年05月25日(火)

午後からは急速に晴れてくる予定です

朝のラジオは正直だ
だから私も今日は仕事に行かない
たまには物事を投げ出しても良いだろう
雨の音を聴きながらもう一度眠る
強い風が呼んでる
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2004年05月21日(金)

押し潰されそうだ

抜け道に使っている細い路地には
隠れるようにひっそりとジャスミンの木があって
傍を抜けるときに哀しげな匂いがする
ジャスミンの花の命は短くてときおり風で花が降ってくる
白い星のような花
私はそれをてのひらにのせてあるいはその死の薫りに近づこうとしてみる
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2004年05月17日(月)

気持ちを整理するための方法論

ひとに話して気持ちが整理されて楽になるなんて、そんなのはただの一時しのぎにしか過ぎない。
言葉は溢れるほどに流れていって留まるとこなく消えていく。
気が付けばまた同じところに居て、実のところ私はこの泥泥の中に居たいんじゃないかと考えたりします。

過去のものにしようと本当に思うのなら、紙とペンを用意してとりあえず書き連ね、それを何回も読み返している方がずっとずっと気持ちの整理にはなるんだけれど
世の中には走らないと片づかないひともいるというから、それは人それぞれなのかもしれない。

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2004年05月15日(土)

薔薇が咲いていた

たとえば初めて行ったバラ園のことを
思い出しながら通勤するのも
悪くないと思う
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2004年05月14日(金)

思い上がらないように

卑屈にならないように
他人を尊敬できるように
自分に自信をもてるように
どんな目の前の諍いにも胸を痛めるのではなく憐れみを持てるように
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2004年05月13日(木)

ひたむきに隠してきたもの

があることを　すっかり忘れていた
奥の方に押し込んでしまうといつか忘れてしまうなんて
ほんとうに幸せなことだ
どうせなら思い出さずにいたかった
思い出さないうちにほんとうに消えてしまっていればよかったのに
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2004年05月09日(日)

あのときは親友だと思ってた

私にはあなたしかいなかったから、そのことに軽い絶望とささやかな期待とが交錯していた。
私たちはいつも離れたところから結びつこうとしていて、そのときのバランスが一番良かったような気がする。
未だかつて無くなく離れたところにいるのに、今はもう言葉を交わすのも重い。
それでもこの手を離せないのは未練だろうか。偽善だろうか。背徳感だろうか？
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2004年05月07日(金)

連休も終わろうとしている

雨の一日
届かない空
見えない月
小さな地震を感じて
布団にもぐりこむ
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2004年05月05日(水)

皆既月食まで指折り数えて待つ

明るい月が出ている
周りの星さえもかき消す光を　助手席からずっと追いかけている
楽しい時間を過ごすほど
人恋しさは募ってしまって
今は無言で月を仰ぐ


→　2004.5.5　皆既月食情報
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2004年05月02日(日)

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