４．１　成田空港（出発日本時間１１時）

同居人が元々成田の近くに住んでいて、何回も利用したことがある人なので、高速使ってすいっと３０分足らずで案内してもらいました。なので簡単だったけれど、車で成田に行く時はちょっと注意しないと案内板もよくわかんないし、検問は下手するとすごくキビシイしで、大変らしいです。成田空港は広くてわけわかんない〜、という感じでした。ＨＩＳの受付カウンターがまずどこにあるのか分からなかったし。早めについておいてよかったです。

ＮＹの影響か、手荷物検査が厳しかった。国内線も相当に厳しかったので、国際線はさぞかし厳しかろうと思い、小さいナイフもハサミもめんどくさいカメラフィルムもたばこも香水もひっかかりそうな金属アクセサリも入れなかったのですが。スーツケースの中を全部ひっぱり出されてチェックされたのなんて初めて！（全員されてた）　きちんと整理して入れておいてよかったです（ふぅ）。

４．２　ヴァージン・アトランティック航空

今回のプランは航空会社を旅行会社におまかせプランにしてしまったので、いくら日系ヨーロッパ系でも全然聞いたこと無いような航空会社だったらどうしよう〜、とちょっと不安でしたが、ふたを開けてみたらヴァージン・アトランティックでした。

航空会社を選ぶ時に信頼の目安になるのは、その国の航空会社であるか、ということらしいです。日本〜フランス間の路線だったら、日本かフランスの航空会社がいい。例え全日空でも、全日空がロンドン〜パリ間路線なんかやってたらアヤシイ、ということ。今回はロンドン乗り継ぎでイギリスの航空会社だし、伯父様御用達（笑）でよく聞いたヴァージンだったので一安心。

成田からロンドンヒースローまでは約１２時間。狭いエコノミーだと大変だよーと散々脅されていたので、どんなものかと思っていたのだけれど、案外いたれりつくせりで良かったです。アイマスクとか耳栓とか歯ブラシとか靴下とかいろいろもらった。ていうか、乗務員日本人ばっかり！帰りのヴァージンなんか乗務員１６名中９人が日本人とのこと。イギリス乗務員が日本語で「お食事いかがですか？」ときたもんです。日本人ってお得様なのかな。

* ヴァージンでもらったアメニティの中に入ってた。アヒル。　

機内はかなり乾燥してました。乗務員がしょっちゅう水とオレンジジュースを持ってきてくれるので、その度に飲みました。イスがやっぱり安物で、ずっと同じ体勢で座っているとエコノミー症候群になると聞いていたので（それで死ぬ人もいるんだって）、立ったり歩いたりしましたよ。それでも尾てい骨が痛くて、足を腰より上の位置に投げ出したかったです。次に旅行するときは機内手荷物を大きめにして、足の下に置こうと思ふ。

テレビがついていて映画とか見られるんだけれど、なんとゲームができたので！それでかなり時間がつぶせませました。行きはスーパーマリオ５、帰りはゼルダ。もちろん英語版。映画は「ビューティフルマインド」（日本語吹き替え）と今村昇平の「赤い橋の下のぬるい水」（日本語吹き替え英語字幕）。どちらもいい時間潰しになって面白かった。

しかし思い返しても機内食の味付けが、いまいち合わず、何を食べていたやら・・・。サンドイッチが美味しかった。さすがイギリス。

隣に座った人が、おなじＨＩＳのプランの人だったので、いろいろ話したり、一緒に乗継ぎしたりしました。全くひとりかと思っていたので、心強かったです。

そうそう、日本から直通でイギリスに行くときは、北極の上を通ります。メルカトル図法を見ていると横に行きそうだけれど、実際地球は丸いんだから北極が最短なんだよね。窓に氷がくっついてました！氷山が見たかったのだけれど雲ばかりでみれなかった。残念。

４．３　ヒースロー空港（トランジット）（ロンドン時間１６時着１９時発）

ヒースローについてまず思ったのは。思ったより小さい。ということ。日本なら国内線でさえ、ひとつのゲートごとに待合室があるのに、ヒースローは５つぐらいのゲートに１室待合いがある感じ。搭乗時間までゲート番号がわからないうえに、ゲート番号がわかるぎりぎりの時間までラウンジで待つというのも、「もうすぐ搭乗時間なのにここで待ってていいの？」って感じでした。

いやそれより、乗換え大変だった。ロンドン〜パリ間もヴァージンだと聞いていて、実際手に持っている航空券もヴァージン（ＶＳ）のロゴが入ってるし、というので、ヴァージンのターミナル３まで行ってみたら、チェックのおじさんにこれはヴァージン（ＶＳ）じゃなくてＢＤだからターミナル１だ（と多分英語で教えてくれている）。と言われ、「Terminal one？」「Yeah,バスに乗ってターミナル１に行くんだよ（と多分英語で教えてくれている）」「Bus?」と聞いたら「Yeah」と言うので「Thank you」と行ってターミナル１に行くことができました。そんなこんなのヒースローでの３時間。

そう。実際に乗った飛行機はブリテッシュ・ミッドランド航空（ＢＤ）で、２００人くらいの国内線みたいな飛行機でした。確かにおじさんに指さしてもらったところをみると確かに航空会社はＢＤの便、と書いてあった。わかんないっつーの。でもブリテッシュミッドランドって機内のイスがレカロで快適でした。

* 帰りの乗継ぎ。雨が降ってる。　

４．４　シャルル・ド・ゴール空港（パリ時間２１時着）

フランスイギリスは１時間くらいでつきます。ヒースローからの飛行機の中で、フランスの入国カードを書く。そのカードを出してしまえば入国審査は特に何も聞かれないのですいすいっと通り過ぎてしまう。ちなみに出国の時は、質問項目を各国の言葉で書いてあるボードを出してくれて、それを読みつつ「Oui,Oui,Oui,Non.」で終わりでした。らくちん。さすがだわ。

フランスはパスポートに入出国ハンコを押してくれないので、ちょっと残念です。パスポートにいろんな国のハンコがつくのを楽しみにしてたのにな。

シャルル・ド・ゴールも小さかったです。国際線だからもっとずっと大きいかと思ってた。成田の方がはるかに大きいです。パリについて最初に気づいたのは、すごく明るいってこと。パリ時間夜９時なんだけれどまるで昼間の２時くらいに明るい。こんなに日が長いって知らなかった。